ビッグカツについて
ビッグカツは、通常1枚ずつの個包装の駄菓子のカツです。
だいたい1枚30円程度で、駄菓子で有り、酒のつまみであります。
酒のつまみに分類される場合は、2枚とか4枚とか複数枚で1パックになっています。
トンカツ、イカカツなど、様々なカツがありますが、これは「魚肉シート」という鱈のすり身を板状にした物をフライにした物です。
安価でチープで有りながら、カツである以上は、ご飯のおかずや、サンドイッチの具になり得ます。
他のカツと違い味が付いているのも特徴です。
1枚パックの場合、上部を袋を切って、袋の下部を押し上げながら食べると手が汚れません。
噛んだときに油がにじみ出る商品もありますが、これはメーカーにもよりますが、チキンエキスです。ジューシーさを表しています。
ただ好みが分かれます。軽く電子レンジで袋ごと温めると美味しくなります。
一部のメーカーでは鮮度を保つためにアルミ包装の場合があります。電子レンジの使用は注意してください。
作っているメーカーは、主に4社です。
『すぐる』、『菓道』、『大塩するめ』、『全珍』のうち、茨城の『菓道』以外は、広島県呉市にあります。
『菓道』は、「やおきん」や「リスカ」と同族企業ですし、『全珍』は、「なとり」の傘下企業です。
ちなみに、「やおきん」は知名度は高いですが、ファブレス企業で、同族二社が商品を供給しています。
メーカー |
創業 |
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資本金 |
菓道 |
1977 |
茨城県常総市 |
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リスカ |
1981 |
茨城県常総市 |
1500万円 |
やおきん |
1981 |
東京都墨田区 |
1000万円 |
すぐる |
1986 |
広島県呉市 |
4500万円 |
大塩するめ |
1949 |
広島県呉市 |
8300万円 |
全珍 |
1975 |
広島県呉市 |
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なとり |
1948 |
東京都北区 |
19億7500万円 |
データ中の食塩相当量は、明記されている物は、その数値で、ナトリウムだけある物は
食塩相当量(g)=ナトリウム(mg)×2.54÷1000
食塩相当量と一日の目標摂取量
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男性 |
女性 |
1〜2歳 |
<4g |
3〜5歳 |
<5g |
6〜7歳 |
<6g |
8〜9歳 |
<7g |
10〜11歳 |
<8g |
<7.5g |
12〜14歳 |
<9g |
<7.5g |
15歳〜 |
<9g |
<7.5g |