茨城工場直売所DB

直売所用語集



◆当ブログの直売所の定義


食品や食品加工品の直売所の紹介です。直売所の定義は難しいのですが、

(1)原則、工場と併設。併設されていない場合、同一もしくは隣接市町村まで。
(2)農産物や精肉、水産の直売所を除く。加工品が多い場合は収録。
(3)飲食店でも、その会社で作った物が販売されている場合は収録。
(4)直営の売店以外でも販売。工場とは別に道の駅やサービスエリア、スーパーマーケットなど経営母体の異なる小売店で販売。
(5)必ずしも余所の販売箇所より安いとは限らない。
(6)原則、酒蔵は含めない。管理者が飲めないため、買うものが無いので。雰囲気は好きなので同行者の希望で訪問した場所は別途紹介。





◆用語集


■アウトレット(あうとれっと)
セールを付けることも。@店頭の展示品や売れ残り品を安価に販売すること。A製品に破損等が見られるが品質に問題ないか、影響が少ないものを販売すること。※直売所用語としては後者の場合が多い。

■OEM(おーいーえむ)
「original equipment manufacturing」の略。商品化の際に他社のブランドをパッケージに付けて製造する。製造側は大量に商品が売れて、販売側は安価に自社ブランド製品を販売できる。

■ガレージセール(がれーじせーる)
在庫品や売れ残り品を安価に販売すること。アウトレットセールと違い店舗は設置せず、倉庫等で実施する。

■久助(きゅうすけ)
主に米菓の製造過程で出た、欠けたり、形の悪いもののこと。

■切り落とし(きりおとし)
主にケーキなどの製造過程で成形時に出た端の部分のこと。海苔の場合にも使うことがある。

■グルテンフリー(ぐるてんふりー)
@グルテンを含む食材を使わない食事をすること。または、その食事のこと。A本来、主に小麦粉を使う食品を、米粉や雪花菜など他の素材で代用すること。※直売所用語としては後者の場合が多い。@はダイエット用語としても使われるがAは小麦粉アレルギー対策として使われる。

■工場見学(こうじょうけんがく)
工場のスタッフが、消費者に製造過程を見せたり、説明したり、案内をするサービス。観光地化しており、ほとんど無料だが有料なものもある。通常予約制。ガイドの最後に売店がある場合がある。売店だけ利用できるかは企業に確認が必要。

■工場祭(こうじょうさい)
普段は工場での販売は行わないが、年に一度か複数回、期間限定で工場直売を行う。催し物が行われたり、出店が出ることもある。

■工場直売(こうじょうちょくばい)
問屋や小売店に卸さずに、製造者が直接消費者に販売すること。

■産地ロンダリング(さんちろんだりんぐ)
海外から輸入されたものだが、日本国内での栽培・養育期間を長くすることで、外国産であることを隠して国産と表示すること。

■スリフトショップ(すりぷとしょっぷ)
Thrift Stores(Shops)。『Thrift』は『節約』の意。寄付によって、家具、衣類などを集めて、それを販売し、収益は、慈善団体や寄付をする活動。

■セントラルキッチン(せんとらるきっちん)
複数の場所で必要とされる食材の加工調理を一括で行う施設。一部の企業では、このセントラルキッチン機能を持っている工場で直売を行う場合がある。学校給食やファミリーレストランなどで採用されている。

■地産地消(ちさんちしょう)
『地域生産・地域消費』の略語。地域で生産された様々な生産物や資源(主に農産物や水産物)をその地域で 消費すること。製品の原材料を地域のもので賄うこと。

■ソーセージ(そーせーじ)
いわゆる「腸詰めのこと」。挽肉や刻んだ野菜を袋状の皮(ケーシング)に充填した加工肉。JAS規格においては、20〜35mmの太さを持つ、あるいは豚の腸を使ったものをソーセージは「フランクフルト・ソーセージ」と呼ばれ、これより細い、もしくは羊の腸を使ったものを「ウィンナー・ソーセージ」、太い、もしくは牛の腸を使ったものは「ボロニア・ソーセージ」と呼ばれる。太さで定義されるものは、コラーゲンやセルロースなどの人工的に作られる腸詰めの場合。

■対面販売(たいめんはんばい)
一般的には化粧品などをカウンセリングしながら、販売する形式。当ホームページ及びブログでは、事務所入口にカタログや商品見本を置き、事務員に希望商品を伝え、別室などから事務員が商品を取り出し販売する形式。

■デポジット(でぽじっと)
ガラスのような再利用可能な容器に入った商品は、商品に保証金が上乗せされており、販売店に容器を返却すれば保証金の分は消費者に戻ってくる。この保証金のこと、もしくはシステムのことを指す。

■徒歩10分(とほじゅっぷん)
不動産用語で、800mの距離のこと。何の障害も無いなら、10分で800mは走破できるかもしれないが、信号や踏切や勾配などで実際は、もっと掛かるので距離の目安程度に使う。

■バルク品(ばるくひん)
包装を簡素化した商品。一般的には正規品より量が多く割安。

■B級品(びーきゅうひん)
正規の商品にならない商品。

■ファクトリーショップ(ふぁくとりーしょっぷ)
工場の敷地内に工場に併設された売店。

■ファブレス企業(ふぁぶれすきぎょう)
自社で商品を製造する工場を持たない販売専門の企業。

■リターナブル瓶(りーたなぶるびん)
ガラス容器などに入った商品で、容器を飲食後に回収している企業がある。

■訳あり品(わけありひん)
商品自体または包装の破損品や、返品されたものなど、品質は問題ないが正規品として販売できない製品。










2018/8/5更新